昨日、今日と雨模様。なので、散歩ついでの写真撮りもままならず、家で撮ったファイルを整理して過ごしています。
今月も残りあとわずか。5月になると「夏」の様相が色濃くなってきます。石楠花、牡丹、若葉、新緑と植物も夏の季語になっているものが写真の題材になり始めています。
ファイル整理作業をしていて、ふと思いついた575が「夏間近落花が染めし林かな」です。日本カタクリの紫で覆われていた林も、4月24日(延長された開園期間最終日の前日)に訪れたときは、落花したミツバツツジの花が林の中を彩っていました。実を付けたカタクリも葉が枯れ始めていました。春が終わり、夏になるのだと思いながらシャッターを切ったのでした。
相模原市緑区にある城山かたくりの里のカタクリは見頃を迎えています。
斜面一面に咲いているカタクリの素晴らしいさといったら、何と表現したらいいのか。自分の語彙の乏しさに悲しくなります。
ここは「川尻字小野」。言い伝えによると小野小町が東北よりこの地にカタクリを移し植えたのだそうです。故に、地名が「小野」になったのだとか。カタクリの由来が書かれた看板に書いてありました。
深草少将が百夜通いをしたように、何回も出向いています。カタクリって、不思議な魅力があります。同じ斜面でも、午前と午後とでは日の当たり方が違うので、印象が違います。一際輝いて見える花も午前と午後とでは違う株ですし、11時頃には気がつかなかったシロバナカタクリに14時近くなって気づいたりと、一日の中でも違いがあります。外来の園芸種である黄花カタクリが咲くと、全く異なる魅力が新たに生まれるのでしょうね、きっと。
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