閉店セールでにぎわっても…

いきつけのショッピングセンターにあるNCの呉服屋さんが2月中旬で閉店することになったというご案内状が届きました。ネットで公表されているIR情報によると,中間決算で着物部門はかなり厳しい状況で,上期・下期とも不採算店を閉鎖するとありました。「やっぱり…」というのが率直な感想です。

酒仙道人さんもこのお店を利用しているので,誘い合わせて行ってきました。

デパートでも「閉店セール」となると行列ができたりしますが,呉服屋さんもかなりのにぎわいでした。特に,小物類がお買い得なので,足袋などをまとめ買いしている方が何人かいらっしゃいました。店員さんたちもおなじみさんのお相手やレジ対応などで忙しく動いていました。

最近は,あちこちのデパートでもリサイクル着物や呉服のバーゲンを頻繁に開いたりしています。NCのお店も系列が違っても,同じような品揃えだったりします。着物好きか,いろいろな種類の着物を持つことが楽しみな人か,和物のお稽古をしている人やお師匠さん以外は,そう頻繁には着物って買いませんものね…。

このお店,前の店長さんは「ちょっと変わった試み」をしたい私にアイディア出しをしてくださったりと,いろいろな意味で勉強をしました。展示会のおもしろさも怖さも経験したし(笑)。今の店長さんになってからは「オーソドックス」になっちゃったし,担当の方も代替わりして私とはあまり合わなかったから,ここ2年ぐらいはもっぱらポリ着物やポリの長羽織ぐらいで,高い着物は買っていないなぁ…。

酒仙道人さんは,緋色の鱗紋の女性用の正絹長襦袢地で自分用の長襦袢を誂えるという私的にはとんでもない注文をしていました。ついでに肌襦袢,半襦袢,裾除けをまとめ買い。私は,中原淳一さんの絵に出てきそうな大柄な菊花の小紋の反物で長羽織を誂えることにしました。10月下旬から11月いっぱいぐらいしか着られそうもない柄なので,通常価格ではちょっと手が出ないけれど,3割引きなら(笑)。結局,値引き分相当の金額で,結城紬に合わせるとよさそうな少し上等な長襦袢と雨下駄を買ってしまいました(爆)。

どこのお店にせよ,不思議と散財したくなる品物があるんですよねぇ…。もう洋服を買う余裕がなくなってしまいます。仕事用のスーツもこの秋・冬は買わなかったし,通勤用のコートは2年前にリサイクルコーナーで見つけたものを着たきり雀状態で着ているし…(笑)。今年は子どもたちのスキー教室やハイキングを手伝うこともなくなったし…。お出かけ用のカジュアルウェアは着物ってことに結局なってしまうのかもしれません。

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1月13日 ポリ着物+ポリ長羽織

20080113maeb中華バイキングのランチを食べに行くのに着物というのも…と思いましたが,朝のどんよりしていた空が昼近くになって青空が広がり,暖かい陽射しが差し込んできたので,やっぱり着物でお出かけにしました。

安売りやお手頃価格系のお店が集まったパワーセンターの中にある,ランチバイキングひとり1,400円を切る価格のお店だし,料理を取るときなどに着物を汚してしまう可能性もあるので,正絹ものは避けてポリ着物にしました。

選んだ着物は,男物の濃い鼠色の無地調の反物で仕立てたものです。暮れにリサイクル着物屋さんで見つけたオリエント調の織柄の八寸帯を合わせました。

半襟は紺の匹田鹿の子のポリ縮緬,帯揚げは5日と同じ少し青みを帯びた深川鼠,帯締めは黄色の丸組でアクセントを付けてみました。

着物が「背広調」な色合いの上,帯揚げも着物と同系統で目立たなくさせたので,長羽織で華やかさを出すことにして,茶色味を帯びた紫系の色合いのポリ長羽織を選びました。羽織紐は似せ紫(江戸紫よりもくすんだ感じ)の平組です。

20080113usirob後ろ姿です。OSAMの半円形バッグに草履はいつもの畳表紫系鼻緒バージョンです。この上にインド刺繍のショールを羽織りました。

正絹もポリも同じ寸法で誂えているのに,ポリだとなぜか胸元(帯の上の部分)から肩にかけてぼてっとした着付けになってしまいます。襟元の合わせ方と皺の処理が下手なのか,抱き幅が合っていないのか,ポリの方が地厚なためにぼてっとしやすいのか…,なぜでしょう?

ポリの場合,正絹ものとは少し違う着付けのこつがあるのかもしれませんね。自己流だと,こういう時に「答」を見つけるのに試行錯誤を繰り返すことになってしまいます。着付けを習ったほうがいいのかなぁと,写真を見て,迷い始めてしまうこのごろです。

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今年の着物生活は

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1月の4日と5日,着物関係の買い物が外食を除いた「初買い物」になりました。

4日は,リサイクル着物屋さんで半襟3枚と帯揚げ1枚をゲット。酒仙道人さんとの新年会の帰りに,彼が手にいれた5千円分の商品券(ポイントが貯まったのだそうです)で買えるものがあったらプレゼントしてくれるというのです。彼は自分用に足袋を選び,残りの金額でということで,お手頃価格のポリエステルの色半襟と,少々難ありの札がついた帯揚げを選びました。半襟も帯揚げも,たまにはこういう色合いでアクセントを付けてもという「自分で買うのは躊躇してしまう」色合いです(笑)。

5日は,NCの呉服屋さんで「撮影時にモデル着用の着物や帯が初売りの目玉」という店長さんのお誘いに,おつきあいで顔を出すべく立ち寄りました。着物の方は「サイズが合わない」から最初からパスですが,帯は手頃なものがあればコーディネートの幅が広がります。

目玉の帯をあれこれ見比べて,結局,写真の帯を購入しました。通常価格の5分の1ですよとか店長さんが言っていましたが,「風格」がある品ではない,お値打ち価格帯用につくられたという雰囲気の品です。この日着ていた本結城に当てて見て,色合いや柄は悪くないのですが,今ひとつバランスが…。

本結城とは風格が違っても,ポリ小紋との組み合わせは,ポリ小紋をポリっぽくなく見せてくれそうです。

今年は,帯や小物でコーディネートの幅をどこまで広げることができるのかと,上手な着付けを目指そうと思います。

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1月5日 結城紬+色無地羽織

20080105_1b丸ビルホールで開催されている「第47回日本クラフト展」のご案内状をいただきました。その方が午後1時半から陶芸の作品解説をされることになっていて,お話を伺いながら作品を鑑賞するのが主目的のお出かけです。「上質なカジュアル」ということで,選んだ着物がベタ亀甲絣の結城紬です。

帯は蝙蝠柄の洒落袋帯。羽織でお太鼓は隠れてしまうので,蝙蝠よりも前に来る色合いで選びました。羽織は紫煤竹の色無地。小物類も含め10年後に全く同じコーディネートをしてもちっともおかしくない,地味な仕上がりになっています。長襦袢は芥子色の鳥獣戯画で,ちらっと見える長襦袢の色をアクセントにし,帯と色の調子をとってみました。

半襟は模様を織り出した薄い象牙色の紋意匠縮緬です。白だと半襟が目立ち過ぎる,されど,色半襟や柄半襟は使いたくないというときに,白に近い微妙な色合いの紋意匠縮緬は全体の色の雰囲気をまとめるのに重宝しています。

帯揚げは少し青みを帯びた深川鼠,帯締めは紫色の三部紐,白珊瑚の帯留めを組み合わせました。

20080105_2b羽織紐は淡路玉の中にマグネットを埋め込んだタイプのものです。

バッグは古都印伝の手提げ,草履はいつもの畳表紫系の縞の鼻緒バージョンです。寒さよけにインド刺繍のショールをしました。

陽射しがあまりなく,寒い日だったので,丸ビルを出た後,明治神宮に初詣に行ったときに,寒くて見た目はよくないけれど,薄手のウールのショールではなく,毛皮のストールにすればよかったと思いました。

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12月15日 ポリ着物+色無地の羽織

2007121401b気軽なミニコンサートに行き,帰りにショッピングセンターで買い物ということで,11月の末に仕立て上がってきたポリ小紋を着ることにしました。柄は蝙蝠で絞り染めで描いたようなデザインになっています。

長襦袢はポリの変り市松,帯は紺の変り縞の博多帯,半襟は紺の疋田鹿の子柄のポリ縮緬,帯揚げは海松色というのでしょうか,抹茶色を濃くしたような色合いの無地の縮緬,帯締めは黄色の丸組です。
ポリ小紋の地色に合うような羽織で,黒地でないものとなると,煤竹色でも紫味の強い色無地の羽織しかないので,それにしてみました。羽織紐は中央をマグネットで止めるタイプのものです。

お端折の始末がいい加減だったので,帯のした辺りに皺がよってしまいました(苦笑)。

なんとなく粋な雰囲気になったかなと,コーディネート自体には自己満足です。着付けの工夫をもっとちゃんとしないと,せっかくコーディネートで決めても何にもならないなぁ…と,落ち込み気味はこのごろです。

2007121402b後ろ姿です。デジカメの調子が悪かったのか,ストロボの発光がおかしかったのか,裾の近くに大きな染みが付いたように写ってしまいました。丸い白っぽいものはカメラのせいです。

いつも長羽織を着ているので,オーソドックスな丈の羽織は久しぶりです。色合いが地味なので,後ろ姿はちょっと年寄りっぽくなってしまったかもしれませんが,これが年相応なのかもしれません。

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