10月21日 結城紬+染め名古屋帯
秋晴れの着物日和。コンサートを聴きに行くのに紬を着たいけれど,窓から差し込む日射しを考えると,ちょっと暑いかなという陽気だったので,胴抜きで仕立てたばかりの結城紬を着ることにしました。胴抜きといっても,腰から下の部分は胴裏と八掛を付けているので,単になっているのは腰から上の部分だけです。
「結城紬に塩瀬の帯」で「三千院に一人たたずむ女」が登場する歌があります。帯を何にしようかなと考えた時に頭に浮かんだのが歌の歌詞です。この季節にぴったりの塩瀬の帯があるし,組み合わせたときの色合いもいい感じになりそうだからと選んだ帯は,源氏香に菊の染め名古屋帯。この秋,3回目の出番です。
クラフトフェアで買った漆に金彩のブローチを帯留めに使うことを決め,帯締めは色を効かせるために紺の三分紐を選びました。
となると,半衿と帯揚げは……。帯締めの色合いが飛び出しすぎるのを抑えるために,半衿をグレーに白で鳥獣戯画が染め抜かれたものにしました。着物の色合いと帯の色合いからすると,半衿の組み合わせとしてはあまり選ばない色目ですが,敢えて,これにしました。帯揚げは薄めのグレーに白の縞が染め抜かれたものです。グレーよりも縞の白の方が色合いとすると目立つので,着物の地色と調和がとれていると思います。
長襦袢は,帯締めや半衿の色目を拾って,薄ねずみ色の地に紺の縞模様のものにしました。
背中に皺が寄っていますが,後ろ姿はまぁまぁに着付けることができました。お太鼓も今の私としては,この程度に結べれば良しという出来です(笑)。
13日は柔らかものに塩瀬を合わせて,帯をきっちりと締めるのに失敗してしまいましたが,紬だとすんなりと締めることができました。紬って普段着だけあって,着付けしやすいし,柔らかもののように崩れてこないので楽です。
前と後ろで写真の色合いが違ってしまいました。両方の中間ぐらいが実際の色合いです。
バッグはOSAMの半円形バッグ。草履は畳表の紫系鼻緒バージョンです。このバッグ,コンサートのプログラムを入れることができない大きさだったので,行きはよかったのですが,帰りはちょっと不便でした。
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